値上げの夏、手取り20万でも貯金を減らさない家計防衛5つ|2026年の値上げ対策を初心者向けに

資産形成・家計管理

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最終更新:2026年7月15日

ピヨちょ

また値上げのニュース…。パンも麦茶も高くなってて、これじゃ貯金なんてムリですよ。もう何を削ればいいのか分からなくて、ため息ばかりです。

ぷいちょ

その気持ち、すごく分かるよ。でもね、値上げのときこそ「削る順番」が大事なの。がんばって食費をガマンするより、先に手をつけたほうがラクで効くところがあるんだよ。今日は手取り20万・貯金ゼロでもできる「値上げの夏の家計防衛」を、いちばんやさしく話すね。ムリな節約はしなくて大丈夫。

先に結論(3つだけ)

値上げでまず削るのは食費ではなく「固定費」(スマホ・サブスク・電気など)。一度見直せば、あとは何もしなくてもずっと効きます。

電気・ガス代は、政府の補助が2026年7〜9月に自動で効きます(申請不要)。あわてて生活を切りつめすぎなくて大丈夫です。

見直しで浮いたお金は使い切らず、「先取り貯金」で守りに回すのが家計防衛の本命。少額でも続けるのが勝ちです。

※ 本記事は2026年7月時点の公的機関・公式情報をもとにした初心者向けの解説です。値上げ品目数・補助金の金額や期間は変更されることがあります。実際の金額はご契約中の電力・ガス会社や各社の公式情報でご確認ください。特定のサービスの利用を強くすすめるものではありません。

この記事でわかること

  • なぜ2026年の夏はこんなに値上げなの?(実態)
  • 値上げでまず見直すのは「固定費」から(理由)
  • 手取り20万でもできる家計防衛5つ
  • 電気・ガス代は「政府の補助」が味方(2026年7〜9月)
  • 食費・日用品は「ムリしない」節約でOK
  • 浮いたお金は「守る」に回す(先取り貯金)
  • よくある勘ちがい・注意点
  • よくある質問(Q&A)

なぜ2026年の夏はこんなに値上げなの?

ピヨちょ

体感的にどんどん高くなってる気がするんですけど、実際どれくらい値上げしてるんですか?

ぷいちょ

気のせいじゃないよ。調査によると、2026年7月だけで食品の値上げは2,566品目。単月で2千品目を超えるのは4月以来3か月ぶりで、加工食品やパンが一気に上がったの。

民間の調査会社・帝国データバンクの調査(2026年6月30日発表)によると、2026年7月の食品値上げは2,566品目にのぼりました。単月で2千品目を超えるのは4月(2,838品目)以来3か月ぶり。内訳は加工食品(1,084品目)とパン(1,078品目)の2分野だけで全体の約8割を占めます。毎日のように食べるものが中心なので、家計にひびきやすいのです(出典:帝国データバンク「食品主要195社」価格改定動向調査)。

値上げの主な理由は、原材料が高くなっていること(9割超の企業が理由に挙げています)、運ぶための物流費、包装の資材費などです。さらに最近は、中東情勢の悪化による原油高や、円安による輸入コストの上昇も値上げを押し上げています。つまり、お店や作る人がわざと高くしているわけではなく、世界的なコスト増が理由。私たちにできるのは、あわてず「守り方」を知っておくことです。

用語ボックス:固定費・変動費

固定費=毎月ほぼ決まった額でかかるお金です。スマホ代・サブスク・電気やガスの基本料金・保険などが当てはまります。

変動費=月によって変わるお金です。食費・日用品・レジャー代などが当てはまります。値上げで真っ先に気になるのはこの変動費ですが、実は先に見直すべきは固定費のほうです(理由は次の章で)。

値上げでまず見直すのは「固定費」から

ピヨちょ

値上げ=食費をガマン、だと思ってました。なんで固定費が先なんですか?

ぷいちょ

いちばんの理由は「一度やればずっと効く」から。固定費は、見直すのは最初の1回だけでいいの。あとは自動でずっと節約が続くんだよ。

たとえば食費を毎月がんばって3,000円減らそうとすると、来月も再来月も「ガマン」を続けないといけません。これは正直つらいし、続きません。いっぽう固定費は、スマホのプランを1回変えるだけで、翌月から自動的に毎月安くなる。同じ「3,000円節約」でも、努力が続くかどうかがまったく違うのです。

しかも固定費の見直しは、生活の楽しみを減らしません。ごはんを減らすわけでも、遊びをガマンするわけでもない。「同じ生活のまま、支払いだけ軽くする」ので、値上げの夏にこそいちばん効く守り方なのです。家計全体をどう整えるかは、手取り20万円・貯金ゼロから始める家計の整え方でも順番にまとめています。

手取り20万でもできる家計防衛5つ

ぷいちょ

ここからは具体編。むずかしいものは1つもないよ。できそうなものを1つ選んで、今日やってみるだけでOK。全部いっぺんにやらなくて大丈夫。

① スマホ代を見直す(いちばん効果が大きい)

大手キャリアから格安のプランに変えると、月7,000〜8,000円が月2,000〜3,000円台になる人も多いです。「格安はちょっと不安」という人は、大手キャリアのオンライン専用プランという中間の選択肢もあります。年間で数万円の差。家族の分もまとめれば効果はさらに大きくなります。まずは今の月額をスマホの明細で確認してみましょう。

② サブスクの「棚おろし」をする

動画・音楽・アプリなど、使っていないのに毎月引き落とされているサブスクはありませんか。1つ500〜1,000円でも、3つ止めれば月2,000円前後の節約に。スマホの「サブスク一覧(定期購入)」の画面から、月1回チェックする習慣をつけると◎。

③ 電気・ガスは「使い方」+補助を活用

エアコンは28℃前後を目安に、こまめに消すよりつけっぱなしのほうが安いことも(頻繁な起動が電気を食うため)。さらに2026年の夏は政府の補助も効きます(次の章でくわしく)。契約プランが今の生活に合っているかの見直しも効果的です。

④ 支払いをまとめてポイントを取りこぼさない

どうせ払う電気・スマホ・買い物を、同じカードや決済アプリにまとめるだけで、ポイントがコツコツたまります。値上げ分の何割かを「ポイントで取り返す」イメージ。くわしくは楽天ポイントの貯め方・使い方もどうぞ。

⑤ 浮いたお金は「先取り貯金」へ回す

①〜④で浮いたお金は、気を抜くとすぐ使ってしまいます。だからこそ給料日に自動で貯金用口座へ移すのがコツ。守りに回す方法は先取り貯金のやり方でていねいに解説しています。

①〜③は「支出そのものを減らす」、④は「払った分をポイントで取り返す」、⑤はその成果を「守りに回す」という役割です。上から順に取り組みやすい順に並べているので、全部できなくて大丈夫。まずは①スマホ代だけでも、今月の家計はぐっと軽くなります。

電気・ガス代は「政府の補助」が味方(2026年7〜9月)

ピヨちょ

夏ってエアコンで電気代が怖いんです…。補助って、なにか申し込みが必要なんですか?

ぷいちょ

安心して。申し込みはいらないの。自動で電気・ガス料金から値引きされる仕組みだから、あなたは何もしなくてOKだよ。

政府は2026年5月に、夏の電気・ガス代を支援することを決めました(予備費から支出)。対象は2026年7月使用分〜9月使用分で、標準的な家庭では3か月合計でおよそ5,000円の負担軽減が見込まれています。前年の夏(約3,340円)より手厚くなっています(出典:資源エネルギー庁「電気・ガス料金支援」)。

この補助は、申請不要・自動で料金から値引きされます。電気なら1kWhあたり数円、都市ガスなら1㎥あたり十数円が、毎月の請求から自動で引かれるイメージです。つまり「電気代が怖いから」と無理に我慢しすぎなくて大丈夫。熱中症のほうがずっと危険なので、夏の冷房はケチらないでくださいね。

補助が効くうちに、プランの見直しも一緒に

補助はいずれ終わります。だからこの夏のうちに、電力・ガスの契約プランが今の生活に合っているかも一度チェックしておくと、補助が終わったあとも安心です。ただし乗りかえは「今より確実に安くなるか」を必ず確認してから。あわてて変えて高くなっては本末転倒です。

食費・日用品は「ムリしない」節約でOK

ピヨちょ

固定費が大事なのは分かりました。でも、やっぱり食費もなんとかしたいです…。

ぷいちょ

もちろん食費もコツはあるよ。でも大事なのは「がんばりすぎない」こと。つらい節約は続かないから、ゆるくできるものだけでいいの。

  • まとめ買い+献立ざっくり決め=買い物の回数が減ると、余計な「ついで買い」も減ります。
  • プライベートブランド(お店の自社商品)を使う=同じような品質でも、メーカー品より安いことが多いです。
  • ポイントデーやアプリのクーポンを使う=いつもの買い物を、割引の日にずらすだけ。
  • コンビニ回数をひとつ減らす=週の「なんとなくコンビニ」を1回減らすと、意外と大きい節約に。

ポイントは、「全部やる」ではなく「1つだけゆるく」。値上げの夏に食事までガマンだらけにすると、心が疲れて逆に散財しがちです。固定費で土台を軽くしておけば、食費は無理しなくても家計はちゃんと守れます。

浮いたお金は「守る」に回す(先取り貯金)

ぷいちょ

ここがいちばん大事。せっかく浮いたお金を、そのまま使っちゃうと家計防衛にならないの。「守り」にちゃんと回そうね。

固定費の見直しで浮いたお金は、放っておくと生活費にまぎれて消えてしまいます。そこでおすすめなのが、給料日に「先取り」で貯金用口座へ自動で移す方法。意志の力に頼らず、勝手にたまっていきます。やり方は貯金ができない人へ|先取り貯金のやり方でくわしく解説しています。

最初の目標は、生活費の3〜6か月分を目安にした生活防衛資金をためること。これは「もしものときのお守り」で、失業や病気のときにあなたを守ってくれます。値上げで不安なときこそ、この安心のクッションが心の余裕になります。ためたお金の置き場所に迷ったら、貯金はどの銀行に置く?も参考にしてください。

生活防衛資金がたまってきたら、その先は楽天証券で新NISAで少額から「増やす」ステップへ。あくまで守り(生活防衛資金)が先、増やすのは後。この順番を守れば、値上げの時代でもあわてずに済みます。

初心者のよくある勘ちがい・注意点

値上げが続くと、「少しでも安く」とあせって何でもかんでも乗りかえたくなります。でも、電気やスマホの乗りかえは「今より確実に安くなるか」を確認してからにしましょう。手続きの手間や解約金で、かえって損することもあるからです。また、「節約のために」と無理して食事を削るのも逆効果。心が疲れてドカ買いにつながりがちです。大事なのは、ラクに続く固定費の見直しを1つずつ。そして浮いた分を守りに回すこと。値上げは私たちのせいではありません。自分を責めず、できることから淡々と。少額でも続けていれば、家計は必ず強くなっていきます。

よくある質問(Q&A)

ピヨちょ

まだ小さな疑問が残ってて…よくある質問も教えてください。

ぷいちょ

もちろん。値上げの夏に、みんながつまずきやすいところをまとめたよ。

Q1. 何から手をつければいいか分かりません。
まずはスマホ代(固定費①)だけでOKです。効果が大きく、1回の見直しでずっと安くなります。全部を一気にやろうとしないのが、続けるコツです。

Q2. 電気・ガスの補助は、自分で申し込むんですか?
いいえ。申請は不要で、電気・ガス料金から自動で値引きされます。今ご契約中の会社のままで対象になります。特別な手続きはいりません。

Q3. 貯金ゼロなのに、貯金なんてできるでしょうか?
できます。値上げで浮かせたお金を、月1,000円でも先取り貯金に回すところから。金額より「続けること」が大事です。先取り貯金のやり方を見てみてください。

Q4. 食費はどこまで削ればいいですか?
無理に削らなくて大丈夫です。固定費で土台を軽くしておけば、食費は「ゆるく1つだけ」で十分。食事をガマンしすぎると、かえって続きません。

Q5. 値上げが不安で、投資も始めたほうがいい?
順番としては「生活防衛資金が先、投資は後」です。まず生活防衛資金をためて、余裕が出てから新NISAで少額から。あせって投資から入る必要はありません。

まとめ

ぷいちょ

最後に今日のポイントをまとめるね。値上げは止められないけど、「守り方」は選べる。あせらず、できることから1つずつでいいよ。

  1. 値上げでまず削るのは食費ではなく固定費(スマホ・サブスク・電気)。一度やればずっと効きます。
  2. 家計防衛5つは上から順に「取り組みやすい順」。まずはスマホ代だけでもOK。
  3. 電気・ガスは2026年7〜9月の政府補助が申請不要で自動適用。冷房はケチらず、熱中症に注意を。
  4. 食費・日用品はムリしない節約でOK。ガマンしすぎは逆効果です。
  5. 浮いたお金は先取り貯金で「守り」に回す。生活防衛資金が先、投資は後です。

この記事を書いた人:ぷいちょ🌱

金融初心者から資産形成をスタート。手取り20万円・貯金ゼロの時期を経験し、いまは楽天証券で新NISAをコツコツ運用中。私も値上げのたびに落ちこんでいましたが、食費をガマンするより先にスマホ代を見直したら、月7,000円も家計が軽くなりました。そこからは「浮いた分を先取り貯金」で、自然とお金が残るように。「むずかしいお金の話を、中学生でも分かる言葉で」をモットーに、超初心者の目線で発信しています。数字や制度は公式情報を確認して記事にしています(本記事は2026年7月時点)。

ぷいちょ

今日やることは、たった1つでOK。「スマホの今の月額を確認する」だけ。そこから家計防衛は始まるよ。あせらず、いっしょに一歩ずつ🌱

まずは先取り貯金のやり方を見てみる

※ 値上げ品目数・補助金の金額や期間・各種料金は変更されることがあります。最新は公的機関や各社の公式でご確認ください。

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