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毎月、給料日のあとは「今月こそ貯金するぞ」って思うのに、月末にはいつも残高ギリギリ…。貯金がゼロのまま、もう何年も。やっぱりわたし、お金の管理が下手なんでしょうか。意志が弱いだけ…?

ストップ〜!それ、意志の弱さのせいじゃないよ。じつは「貯金できない人」のほとんどが、同じ落とし穴にはまってるだけなの。それは「余ったら貯金しよう」っていう考え方。これだと、どんなに節約上手な人でも貯まらない仕組みなんだ。今日は、貯金ゼロの超初心者さんでも、がんばらずに自動で貯まる「先取り貯金」のやり方を、いちばんやさしく話すね。
先に結論(3つだけ)
貯金が続かないのは、意志が弱いからじゃありません。「余ったら貯金」だと、お金は永遠に余らないから。順番が逆なんです。
解決法は「先取り貯金」。給料が入ったら、使う前に先に貯金分をよける。これを自動でやる仕組みにすれば、意志の力ゼロで貯まっていきます。
大事なのは金額より「続けること」。貯金ゼロなら、まずは月1,000円からでOK。最初の目標は生活防衛資金(もしもの現金)。あせらず、少しずつで大丈夫です。
※ 本記事は2026年6月時点の情報をもとにした、一般的な情報提供です。金融機関のサービス内容や金利は変わることがあります。具体的な手続きは各金融機関の公式情報をご確認ください。
この記事でわかること
- そもそも、なぜ貯金できないの?(あなたのせいじゃない)
- 先取り貯金とは?(仕組みを一言で)
- いくら貯金すればいい?(目安と、貯金ゼロの人の正解)
- 先取り貯金を「自動化」する4つの方法
- 【超重要】口座を分けると、一気に成功する
- 先取り貯金の始め方3ステップ
- それでも続かない人へ|挫折しないコツ
- あわせてやると効く「固定費の見直し」
- 貯まったら、次のステップへ
- よくある質問
そもそも、なぜ貯金できないの?(あなたのせいじゃない)
「貯金ができない=意志が弱い・だらしない」と思い込んで、自分を責めていませんか?でも、ちょっと待ってください。貯金が続かない本当の理由は、ほとんどの場合「お金の流れの順番」にあります。
多くの人は、無意識にこんな順番でお金を使っています。
- 給料が入る → 生活費や好きなものに使う → 月末に「余ったら」貯金
これが落とし穴です。人は、口座にお金があると「使えるお金」だと感じて、つい使ってしまう生きもの。だから「余ったら貯金」だと、お金はいつまでも余りません。これはあなたの性格の問題ではなく、人間ならだれでもそうなる、というだけの話なんです。
そこで、順番をひっくり返します。給料が入ったら、使う前に「先に」貯金分をよけてしまう。残ったお金だけで暮らす。これが「先取り貯金」です。たったこれだけで、貯金は驚くほどラクに続くようになります。
用語:先取り貯金(さきどりちょきん)
給料が入ったら、生活費を使う前に「先に」貯金分を別によけてしまう方法のこと。反対に、使ったあとの残りを貯金にまわすやり方を「あとどり貯金」と呼びます。あとどり貯金は、なかなか貯まりません。先取りに変えるだけで、貯金の成功率がぐっと上がります。
ちなみに、お金の調査でも20代の一人暮らしのおよそ4割が「貯蓄ゼロ」というデータがあります(金融広報中央委員会の調査)。つまり、貯金できずに悩んでいるのは、あなただけではありません。やり方を知らなかっただけ。今日からで、まったく遅くありませんよ。
先取り貯金とは?(仕組みを一言で)
もう一度、シンプルにまとめます。先取り貯金とは、「給料日に、貯金する分を先に別の場所へ移す」こと。それだけです。
たとえば手取りが20万円で、毎月1万円を先取り貯金すると決めたら——
- 給料日に、まず1万円を貯金用の場所へ移す
- 残りの19万円で1か月を暮らす
こうすると、頭の中の「使えるお金」が最初から19万円になります。人は、ある分でやりくりするのは意外と得意。だから「最初からなかったこと」にしてしまえば、1万円は自然と貯まっていくんです。
そして、いちばんのコツはこれを「自動」にすること。毎月、自分の手で移そうとすると、忙しい月や気分が乗らない月にサボってしまいます。だから、銀行の仕組みを使って「ほうっておいても勝手に移る」状態をつくります。次の章でくわしく説明しますね。
いくら貯金すればいい?(目安と、貯金ゼロの人の正解)
「で、毎月いくら貯金すればいいの?」というのが、いちばん気になるところですよね。一般的には「手取りの1〜2割」がよく目安として挙げられます。手取り20万円なら、月2〜4万円という計算です。
でも——貯金ゼロの人が、いきなりこの目安を真に受けないでください。最初から月2万円も先取りすると、生活がカツカツになって、結局「やっぱり無理」と挫折してしまうからです。これがいちばんよくある失敗パターン。

えっ、じゃあ最初はいくらにすればいいんですか?少なすぎても意味ないんじゃ…?

むしろ最初は「ちょっと少ないかな?」くらいでちょうどいいの。たとえば月1,000円とか3,000円とかね。金額より大事なのは、「先に分ける」という習慣そのものを身につけること。少額でも自動で続けば、それが土台になって、あとから金額はいくらでも増やせるよ。
目安は、こんなイメージで考えてみてください。
| あなたの状態 | おすすめの先取り額 |
|---|---|
| 貯金ゼロ・まず習慣をつけたい | 月1,000〜3,000円(少額で確実に) |
| 生活に少し余裕が出てきた | 月5,000〜1万円 |
| 生活防衛資金を本気で貯めたい | 手取りの1〜2割を目標に |
大切なのは、背伸びしないこと。続けられる金額からスタートして、慣れてきたら少しずつ増やす。これが、遠回りに見えていちばんの近道です。あせらなくて大丈夫ですよ。
先取り貯金を「自動化」する4つの方法
先取り貯金は、「自動で移る仕組み」をつくれば勝ちです。意志の力に頼らず、ほうっておくだけで貯まる方法を4つ紹介します。自分に合いそうなものを1つ選べばOKです。
① 銀行の「自動積立定期預金」を使う
多くの銀行にある、いちばん手軽な方法です。「毎月◯日に、普通預金から◯円を定期預金に自動で移す」と設定しておくと、あとは勝手に積み立ててくれます。定期預金は普通預金より引き出しにくいので、「うっかり使っちゃう」を防げるのもポイント。ネットバンキングやアプリから数分で設定できます。
② 別口座への「自動振替・定額自動入金」を使う
生活費用の口座とは別に「貯金専用の口座」をつくり、毎月決まった額を自動でそちらへ移す方法です。ネット銀行には、他行の口座から毎月決まった額を手数料無料で引っぱってくる「定額自動入金サービス」があるところも。給料が入る口座から、貯金用口座へ自動でお金が流れる仕組みをつくれます。
③ 勤務先の「財形貯蓄」を使う(あれば)
お勤め先に財形貯蓄の制度があれば、これも強力です。給料から天引きで貯金されるので、そもそも手元に入ってこない=使いようがない、という究極の先取り。一度申し込めば、あとは完全に自動です。総務や人事に「財形貯蓄はありますか?」と聞いてみてください。
④ 銀行アプリの「貯金箱(目的別口座)」機能を使う
最近のネット銀行やアプリには、1つの口座の中に「貯金箱」や「目的別口座」を作れるものがあります。「旅行用」「もしもの備え用」などと名前をつけて、毎月自動でお金を振り分け可能。アプリで貯まっていく様子が見えるので、楽しく続けやすいのが魅力です。
用語:財形貯蓄(ざいけいちょちく)
正式には「勤労者財産形成貯蓄制度」。会社が給料から天引きして貯蓄してくれる制度で、勤務先が導入している場合に使えます。手元に入る前に天引きされるため、先取り貯金として非常に効果的です。利用できるかは勤務先によります。
【超重要】口座を分けると、一気に成功する
4つの方法に共通する、いちばん大事なコツがこれ。「生活費の口座」と「貯金の口座」を分けることです。
1つの口座に生活費も貯金も一緒に入っていると、どこからが貯金で、どこからが使っていいお金なのか、わからなくなります。結果、ぜんぶ「使えるお金」に見えて、貯金まで手をつけてしまう。これが挫折の大きな原因です。
そこで、貯金は「ふだん見ない・引き出しにくい」場所に置くのが鉄則。たとえば、こんなふうに分けます。
| 口座の役割 | 使う口座 | ポイント |
|---|---|---|
| 生活費(使うお金) | 給料が入るメイン口座 | キャッシュカードを持ち歩く。日常はここだけ見る。 |
| 貯金(守るお金) | 別の口座/定期/目的別口座 | カードは持ち歩かない。基本は見ない・触らない。 |
「目に入らない・すぐ引き出せない」だけで、貯金は驚くほど守られます。物理的にキャッシュカードを家に置いておくのも、地味ですが効果バツグンですよ。
先取り貯金の始め方3ステップ
むずかしく考えなくて大丈夫。今日からできる3ステップにまとめました。
ステップ1:貯金用の「置き場所」を用意する
貯金専用の口座をつくる、または今ある口座を「これは貯金用」と決めます。ネット銀行なら、スマホだけで無料で口座開設できます。勤務先に財形貯蓄があれば、それでもOK。「生活費と分ける」のが目的です。
ステップ2:先取りする金額を決める(少額でOK)
続けられる金額を決めます。貯金ゼロなら、月1,000〜3,000円で十分。「これくらいなら無理なく続く」というラインを、自分に正直に選びましょう。多すぎて挫折するより、少なくても続くほうが何倍も価値があります。
ステップ3:自動で移る設定をする
自動積立定期や、別口座への自動振替を設定します。「給料日の翌日に、◯円を自動で移す」とセットすれば完成。あとは、もう何もしなくて大丈夫。気づいたら貯まっている状態のできあがりです。
一度設定すれば、あとは「ほうっておく」のが正解。むしろ、何もしないほど成功します。これが先取り貯金の最大の魅力です。
それでも続かない人へ|挫折しないコツ
「自動にしたのに、結局くずしちゃった…」という人もいます。そんなときのための、続けるコツを集めました。
挫折しないための5つのコツ
① 金額を下げることをためらわない……きつくなったら、月1,000円に戻してOK。「ゼロにしない」ことがいちばん大事です。
② 貯金口座のカードは持ち歩かない……引き出すのに「ひと手間」かかる状態を、わざとつくります。
③ ボーナスは別あつかいにする……毎月の先取りとは分けて、ボーナスから別途よけると、貯金スピードが上がります。
④ 貯まっていく様子を「見える化」する……アプリやノートで残高が増えるのを見ると、続けるモチベーションになります。
⑤ 使ってしまっても、自分を責めない……どうしても必要で使ったなら、それでOK。また翌月から続ければいいだけです。
完璧を目指さないこと。10割できなくても、7割続けば十分すごいんです。「ゼロか100か」で考えず、ゆるく長く続けましょう。
あわせてやると効く「固定費の見直し」
「先取りしたいけど、そもそも毎月カツカツで、よける余裕がない…」という人もいますよね。その場合は、先取り貯金とセットで「固定費の見直し」をやると効果バツグンです。
固定費とは、スマホ代・サブスク・保険など、毎月決まって出ていくお金のこと。ここを一度見直すと、がまんゼロで毎月の支出が下がり、その分をそのまま先取り貯金にまわせます。とくにスマホ代は、格安SIMに乗りかえるだけで月数千円浮くことも。くわしくはこちらの記事で解説しています。
👉 固定費の見直しはスマホ代から|手取り20万・貯金ゼロでも月3,000円浮くことも【2026年・初心者向け】
👉 手取り20万円・貯金ゼロから始める家計の整え方|月3万円貯める3ステップ
貯まったら、次のステップへ
先取り貯金が習慣になって、お金が少しずつ貯まってきたら、次のステップが見えてきます。順番はこんなイメージです。
- まずは生活防衛資金。生活費の数か月分の現金が、いちばんの安心になります。どれくらい必要かは、こちらでくわしく解説しています。
- 土台ができたら、少額の積立(新NISAなど)に少しずつ。月1,000円からでもOKです。
👉 生活防衛資金はいくら必要?貯金ゼロ・手取り20万から始める超初心者の作り方【2026年】
👉 楽天証券で新NISAの始め方|知識ゼロの初心者がスマホだけで月3万円から【2026年】
わたしも昔は典型的な「あとどり貯金」で、何年も貯金ゼロだったの…。でも、給料日の翌日に5,000円だけ自動でよける設定にしたら、人生で初めて貯金が続いたんだよね。「自分の意志が弱いんだ」ってずっと思ってたけど、ちがった。仕組みを変えただけだった。半年で3万円貯まったとき、心の余裕がぜんぜん違って、そこから少しずつ金額を増やして、今は積立まで進めてます。意志じゃなくて、仕組み。これ、ほんとです。
よくある質問
Q1. 手取り20万・貯金ゼロですが、本当に月1,000円からで意味ありますか?
A. あります。最初の目的は「お金を増やすこと」より「先取りの習慣を身につけること」だからです。月1,000円でも自動で1年続けば1.2万円。何より「自分にも貯金できた」という成功体験が、次の一歩につながります。
Q2. 先取り貯金は、銀行の普通預金でいいですか?投資のほうがいい?
A. 貯金ゼロのうちは、まず引き出せる現金(普通預金や定期)で生活防衛資金を貯めるのが先です。投資はお金が増える可能性がある反面、必要なときに減っていることもあります。もしものお金は、値動きのない預金で確保しましょう。
Q3. ボーナスでまとめて貯金すれば、毎月はしなくていい?
A. ボーナスでの貯金も良いですが、ボーナスは出ない年もあり、金額も不安定です。毎月の少額の先取りと、ボーナスからの上乗せ、両方やるのが理想。「毎月の習慣」があると、家計がぶれにくくなります。
Q4. 自動積立定期と、別口座への振替、どっちがいいですか?
A. どちらでも大丈夫です。迷ったら、まずは使っている銀行の「自動積立定期」がいちばん手軽。引き出しにくさもあって、貯金が守られやすいです。慣れてきたら、自分に合うやり方に変えていきましょう。
Q5. どうしても毎月よける余裕がありません。
A. その場合は、先に「固定費の見直し」をするのがおすすめです。スマホ代やサブスクを見直して支出が下がれば、その分を無理なく先取りにまわせます。本文中のリンクから、固定費の記事もぜひ読んでみてください。
Q6. 貯金専用の口座は、どこの銀行がいいですか?
A. 「生活費の口座と分けられる」ことが目的なので、今ある別の銀行口座でも十分です。新しく作るなら、スマホだけで開設でき、目的別口座や自動入金が使えるネット銀行が便利。手数料や金利は変わるので、開設前に公式情報を確認してください。
Q7. 一度貯めたお金を使ってしまいました。失敗ですか?
A. 失敗ではありません。本当に必要で使ったなら、貯金はそのためにあるのですから大丈夫。大事なのは、また翌月から先取りを再開すること。「ゼロにしない・やめない」が、いちばんの成功のコツです。
Q8. 結婚や子育てで出費が増えそうです。今から貯金して間に合いますか?
A. 早いほど有利ですが、いつ始めても遅すぎることはありません。むしろ、出費が増える前の「今」こそ、少額でも先取りの習慣をつけておく絶好のタイミング。月1,000円でも、習慣そのものが将来の大きな支えになります。
まとめ
最後に、今日のポイントをまとめます。
- 貯金が続かないのは意志の弱さではなく、「余ったら貯金」という順番のせいです。
- 解決法は「先取り貯金」。給料日に、使う前に貯金分を先によけること。
- いちばんのコツは「自動化」。自動積立定期・別口座への振替・財形貯蓄・アプリの貯金箱から、自分に合うものを1つ選びましょう。
- 生活費の口座と貯金の口座を分け、貯金は「見ない・引き出しにくい」場所に置くと守られます。
- 金額より「続けること」。貯金ゼロなら月1,000円からでOK。まず生活防衛資金、慣れたら少額の積立へ。
貯金ゼロは、スタートが少し遅れただけ。やり方を知った今日からで、まったく問題ありません。意志ではなく、仕組みで。あなたのペースで、一歩ずつ整えていきましょう。
※ 本記事は2026年6月時点の情報をもとにした一般的な情報提供であり、特定の金融商品の購入や貯蓄方法を推奨・保証するものではありません。金融機関のサービス内容・金利・手数料は変わることがあります。口座開設や各種設定の前に、必ず各金融機関の公式情報をご確認ください。
出典・参考
・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(単身世帯調査)」(20代の金融資産非保有割合に関するデータ)

ぷいちょ
お金そだて🌱 運営者
元金融素人。家計の将来不安から固定費の見直しと新NISAデビューをして、今は楽天VTI月3万円を楽天カード自動買付でコツコツ積立中。「無理せず、コツコツ、私のペースで」をモットーに、初心者目線でわかりやすい言葉で家計と資産形成を発信しています。
※ 本記事は筆者自身の家計やりくりの経験をもとに執筆していますが、貯蓄・投資の成果を保証するものではありません。


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